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土地探しの悩みあれこれ!住宅会社と土地、どっちを先に探すべき?

  • #家づくりのお役立ち記事

注文住宅は、自分の理想とする住まいを具現化するための一つの手段です。土地を自分で選び、その上に自分だけの特別な家を設計し、建てることができます。
建売住宅では満たせない特定の条件や要望も、注文住宅ならではの自由度で実現可能です。そのため、自分だけの理想の家を持ちたいと考える人々にとって、注文住宅は非常に魅力的な選択肢となっています。

しかし、注文住宅を建てる際には、土地と施工会社の選び方について、特にその選択のタイミングについて、注意が必要です。土地を先に選ぶべきなのか、それとも施工会社を先に選ぶべきなのか、その答えは一概には決まっていません。

この記事では、注文住宅を建てる際の土地と施工会社の選ぶタイミングの決め方を詳しく解説していきます。

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この記事がオススメな人
  • 家を建てようと考えている人
  • 何から始めていいか分からない人
  • 土地探しをどうしていいか分からない人
  • 家づくりで失敗したくない人

結論 同時進行で選んだ方が得策!!!

結論から話してしまうと、土地でも住宅会社でもどちらが先でもなく、ほぼ同時進行で選んだほうが得策であると言えます。しかし絶対と言っていいほどやってはいけないのが「土地」だけ先に決めてしまうことです。では、ここからその理由について解説していきたいと思います。

1.ローン申請のスムーズさ

住宅ローンは、土地だけでなくマイホームの建設にも関わる融資です。したがって、土地購入の段階で住宅会社が決まっていると、ローン申請がスムーズに進む可能性があります。

住宅会社の目星を付けず、先に土地の手付金を支払っても猶予期間内に施工会社を見つけないと、土地の契約解除となり、また1から土地探しを始めなければなりません。さらに契約解除の場合、違約金として最初に支払った手付金は違約金として返ってこない場合もあります。

猶予期限は大体1か月程度のようですが、その間に施工会社を急いで選んでしまったせいで、会社選びで失敗するなんてことも。

2.土地探し面でのアドバイス

会社が決まっていると、土地購入前にその土地についてチェックし、土地に関するアドバイスを受けることができます。これまで数々の土地と建物を見てきたプロですから、的確なアドバイスから土地探しの時短になる場合もあります。

素人目だとどうしても周辺環境などで選んでしまいがちですが、土壌や地盤、日の当たり方など土地には様々な問題が生じてきます。そんな土地の問題点も早期発見により、失敗しづらい土地探しが行えます。

3.情報収集の効率性

住宅会社を先に決めて、住宅会社に土地探しを依頼した方が効率的に情報収集ができます。新しい土地情報や一般的に公開されていない情報が不動産会社や売主から直接、住宅会社に来るケースも多く、自分たちだけで探すより多くの情報を検討できます。

4.予算オーバーを防ぐ

土地を先に探してしまうと、土地に予算をかけすぎて建物予算が確保できず、総予算がオーバーしたり、住宅会社の選択の幅が狭まる可能性があります。これは、住宅を建てる際に土地代、建物代、諸経費など、普段耳にしない多くの費用が発生するため全体予算が分かりづらいことで多く見られるケースです。

したがって、住宅会社を先に決めることで、その住宅会社のサポートで、予算や費用を明らかにし、全体の予算管理を効果的に行うことができます。

住宅会社を先に決めてはいけない理由は?

今の説明を聞くと、土地を後回しにし、住宅会社を先に決めてしまえば、同時進行じゃなくても問題なさそうに感じますが、住宅会社を先に決めてしまい、土地が全く決まっていない状態にも多くのデメリットがあります。

1.土地の制約

住宅会社を先に選ぶと、その会社が得意とする建築スタイルや設計の制約により選べる土地の範囲が限定される可能性があります。例えば、特定の住宅会社がスロープ地に対応していない場合、スロープ地の土地は選択肢から外れます。さらに、その会社が得意とする建築スタイルが、土地の形状や地形、日当たりなどの条件に適していない場合、理想的な家を建てることができないかもしれません。

また、会社によっては、特定の地域や地方都市にしか対応していない場合もあります。これらの制約により、最初に選んだ住宅会社と土地がマッチしないという事態を招く可能性があります。

2.予算の問題

住宅会社を先に選ぶと、その会社の建築費用が高額である場合、土地購入の予算が削られる可能性があります。これにより、理想的な土地を購入できない可能性があります。

また、建築費用が高額であると、ローンの返済負担が大きくなり、生活費に影響を及ぼす可能性もあります。さらに、建築費用が高額であると、家の設備や内装に投資する余裕がなくなるかもしれません。これらの問題は、家族の生活の質を下げる可能性があります。

3.選択肢の制限

住宅会社を先に選ぶと、その会社の提供するプランや設計に制約される可能性があります。

これにより、自分の理想とする家を建てる自由度が低下する可能性があります。例えば、会社が提供するプランが限定的である場合、自分の好みやライフスタイルに合わない家を建てることになるかもしれません。また、会社の設計に満足できない場合でも、契約を結んでしまった後では変更が難しい場合もあります。これらの制約は、家づくりの楽しみを奪う可能性があります

まとめ

このように土地も住宅会社と同時進行で探すことが重要だということが分かりました。
具体的には下記図のようになります。

土地から探しますが、決定してしまう前に「何を重要視するか」を決める。重要視するものが決まれば、その土地で設計ができる住宅会社を探し、会社および土地を同時決定することで失敗する事態を防ぎます。

土地探しや住宅会社は、家探しの第一歩でもあり満足のできる家になるかどうかの大きな分かれ道になります。今回の記事を参考にぜひあなたも家探しを始めてみてはどうでしょうか?

土地を決めるポイントについてはこちらの記事もぜひ見てみてください!