家づくり失敗したくない人必見!後悔する人は○○しがち!
- #家づくりのお役立ち記事
家づくりは、人生の一大イベントであり、その結果は私たちの生活に長期間影響を及ぼします。しかし、理想と現実は必ずしも一致しないもの。多くの人々が家づくりを終えた後に、「思っていたのと違う」「こんなはずではなかった」と感じることがあります。
この記事では、そんな家づくりでの後悔を避けるためのポイントを、具体的な事例を交えて解説します。
- 家を建てようと考えている人
- 家づくりで失敗したくない人
- まだ間取りを決めていないで、悩んでいる人
- 住みやすく快適な家づくりがしたい人
なんとなくで和室つくりがち!
日本では、洋風なデザインの住宅が一般的になってきましたが、その中でも1室だけ、もしくは部屋の端だけ和室にする人が多くみられます。しかし和室を「なんとなく」作ると、後悔する可能性があります。
1. メンテナンスの手間
畳部屋を作ると、そのメンテナンスに手間がかかることを理解しておく必要があります。畳は汚れやすく、定期的に掃除をする必要があります。
また、畳の表面は時間とともに摩耗し、数年ごとに新しいものに取り替える必要があります。これらのメンテナンス作業は、フローリングやカーペットに比べて手間とコストがかかります。
2. 湿度管理
畳部屋は湿度の管理が必要です。畳は湿気を吸収しやすく、湿度が高いとカビやダニが発生しやすくなります。そのため、定期的な換気と湿度管理が必要となります。
これは、特に梅雨や冬季など湿度が高い時期には注意が必要です。
3. 家具の配置
畳部屋は家具の配置に制限があります。畳は柔らかいため、重い家具を置くと痛んでしまう可能性があります。
また、洋風の家具との相性が悪い場合もあります。そのため、和室を作る場合は、家具の配置を事前に計画することが重要です。
4. 「日本らしさ」の追求
和室を作る理由が「日本らしさ」を感じたいからだけであれば、部屋全体を和室にする必要はありません。部分的に和の要素を取り入れるだけでも、日本らしさを感じることができます。
例えば、一部の壁を障子にしたりすることでも和の雰囲気を出すことが可能です。
そんなに使わないのにゲストルームつくりがち!
1. コストと見栄の問題
ゲストルームを設けるには、追加のコストが発生します。一部の人々は、「来客の際にいい家に住んでいるように思われたい」という理由から、大きくて豪華なゲストルームを準備することを考えるかもしれません。しかし、そのコストは本当に必要なのでしょうか。
2. 利用頻度と期待値
ゲストルームの利用頻度を考えることも重要です。家を建てたばかりの時は、多くの人がお祝いなどで訪れるかもしれません。
しかし、長い目で見たとき、年に1~2回しか来客が訪れないのであれば、その部屋を作るコストと面積は、期待値に見合わないかもしれません。
3. 家族の居心地と優先順位
家づくりの際には、そこで暮らす家族の居心地を最優先に考えるべきです。「両親や友人が泊まりに来た時にいい部屋を用意したい」という気持ちは理解できますが、ゲストルームに予算を割くよりも、家族が日々快適に過ごせる空間を作ることが重要です。
1年に数回来る友人の為より、毎日いる家族のために使う方が有意義ではないでしょうか。
これらの点を考慮することで、家づくりの際にゲストルームの必要性をより深く理解し、適切な判断を下すことができます。
メンテナンス掃除しないのにバルコニーつくりがち!
1. メンテナンスと掃除の手間
バルコニーは屋外に位置するため、風雨や日光にさらされます。その結果、塗装が剥がれたり、錆びたり、腐食したりする可能性があります。
これらの問題を防ぐためには定期的なメンテナンスと掃除が必要となりますが、なかなか外の掃除となると億劫になるもの。
屋外なので風や雨による汚れが溜まりやすく、その掃除は一般的な室内の掃除と比べて困難なものになります。また、バルコニーの床材や壁材は、屋外で使用するための特別なものでなければならず、これらのメンテナンスや交換もまたコストと手間を必要とします。さらに2階以上の高層階に住んでいる場合は危険も伴います。
よって、一般的家庭でのメンテナンスよりも専門の業者などに依頼する場合が多いでしょう。(さらにコストがかかりますが…)
2. コストとスペース
バルコニーを設置するためには、それなりのスペースが必要です。特に、既存の建物に後からバルコニーを追加する場合、構造上の問題や許可が必要になることもあります。
さらに、バルコニーの設置は、家の全体的なデザインや間取りに影響を与えます。例えば、バルコニーを設けることで、その分室内のスペースが狭くなる可能性があります。
また、バルコニーの設置は、家の外観に大きな影響を与え、結果的に思っていた家と違うデザインになってしまう場合もあります。
確かにバルコニーは、洗濯場所としてだけでなく、BBQや普段の生活とは違う特別感を気軽に味わうことができ、生活を豊かにする一方で、メンテナンスやコスト、スペースの問題など、様々な課題を抱えています。これらの問題を適切に管理することで、バルコニーはより快適な空間になります。
大きな窓つくりがち!
1. 高いエネルギーコスト
大きな窓は、美しい景色を楽しむための素晴らしい方法ですが、エネルギーコストが高くなる可能性があります。窓が大きいということはその分、壁の面積が減ってしまうため、家全体の断熱性を低下させ、冷暖房の効率を悪化させる可能性があります。特に、窓が大きいほど、その影響は大きくなります。
2. プライバシーの問題
大きな窓は、外からの視線を引きつける可能性があります。これは、特に都市部や近隣の家が近い場合に問題となります。
カーテンやブラインドを使用してプライバシーを保護することは可能ですが、それにより窓からの眺めが遮られる可能性があります。大きな窓を設置するのであれば、設置する場所をしっかり確認する必要があります。
3. 騒音問題
大きな窓は、外部からの騒音を増幅させる可能性があります。これは、特に交通量の多い道路や騒音の多い地域に住んでいる場合に問題となります。
しかし、最近では二重窓や防音対策できる質のいい窓もありますのでそちらで対策は可能になります。
まとめ
今回は、家づくりでやりがちな失敗例を紹介してきました。意外と多くの人が今回紹介したような間取りにして失敗したと感じているようです。
しかしどれもデメリットや特性を理解しておくことで対策することができます。
大事なのはこれらの間取りを取り入れないことではなく、自分たちの生活イメージを正しく持つことができているのか、予算ときちんと見合っているかなどが大事になってきます。今回の記事があなたの家づくりの参考になれば幸いです。