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4人家族は最低○○平米必要!人数ごとのオススメ坪数一覧

  • #家づくりのお役立ち記事

家族の大きさが変わると、その家族が快適に暮らすために必要な住宅の面積も変わります。

特に子供が増えると、その成長と共に必要なスペースも増えていきます。しかし、どれだけの面積が必要なのか、具体的な数値が分からないと、新しい家を探したり、家を建てる計画を立てる際に困ってしまうことがあります。

そこで、この記事では、家族の人数ごとに、より快適な生活を送るための推奨面積をご紹介します。これらの数値は、一般的なライフスタイルを基にしたもので、個々のライフスタイルや好みにより必要な面積は変わることもありますが、新しい住まいを探す際の参考になることでしょう。

サンプル
この記事がオススメな人
  • 今から家を探そうとしている人
  • どのくらいの大きさに住めばいいか分からない人
  • 坪の大きさがよくわからず、住宅の広さにイメージが湧かない人
  • 過ごしやすい家づくりがしたい人

そもそも坪数とは

家づくりの際にまず土地を探しますが、土地探し初めのころにつまづいてしまうのが「坪数」です。

坪数とは、日本の面積の単位で、1坪は約3.3㎡を指します。この単位は、特に住宅や土地の面積を表す際によく使われます。例えば、10坪の部屋は約33㎡、20坪の部屋は約66㎡となります。

家族数ごとのオススメ坪数

悩んでいる人
サンプル
坪数は分かったけど、実際にどのくらいの広さに住んだらいいのか…

実はそんなときのために、国土交通省が家族数ごとのおすすめ坪数を設定している「最低居住面積水準」「誘導居住面積水準」という数値があります。それぞれを分かりやすく説明すると、

少なくともこのくらいの広さはないと厳しい」というのが「最低居住面積水準
これくらいあれば不自由なくいい生活ができる」というのが「誘導居住面積水準

というようなイメージで捉えることができます。
下記表でまとめていますので是非あなたの家族構成も確認してみて下さい。

家族の人数必要ギリギリ !(3~5歳児がいる場合)オススメ坪数!(3~5歳児がいる場合)
3人40㎡=約12.1坪 ( 35㎡=約10.6坪)100㎡=約30.3坪 / 87.5㎡=約26.5坪
4人50㎡=約15.1坪 / 45㎡=約13.6坪125㎡=約37.8坪 / 112.5㎡=約34坪
5人60㎡=約18.1坪 / 55㎡=約16.6坪150㎡=約45.3坪 / 137.5㎡=約41.6坪
6人70㎡=約21.2坪 / 65㎡=約19.7坪175㎡=約53坪 / 162.5㎡=約49.2坪
左を必要ギリギリな最低居住面積水準右をオススメ坪数の誘導居住面積水準

3人家族には2LDKがおすすめ!

【最低居住面積水準】40㎡=約12.1坪(35㎡=約10.6坪)
【誘導居住面積水準】100㎡=約30.3坪(87.5㎡=約26.5坪)

3人家族の場合、約30坪の広さが適切とされています。

約30坪というと間取りは2LDKがおすすめで、子供が1人の場合、親と子供でプライベートな空間を確保することができます。また、リビングダイニングキッチン(LDK)は家族が一緒に過ごす共有スペースとして重要な役割を果たします。

これ以上部屋数を増やしてしまうとコスト的な負担だけでなく、家族間の繋がりという点でもあまりお勧めできません。そもそも30坪でそれ以上増やしてしまうと、一つ一つの部屋がかなり狭まってしまいます。バランス的にも2LDKあたりがオススメと言えるでしょう。

4人家族は3LDKが大人気!趣味部屋が欲しいなら4LDK

【最低居住面積水準】50㎡=15.1坪(45㎡=約13.6坪)
【誘導居住面積水準】125㎡=37.8坪(112.5㎡=約34坪)

4人家族の場合、約40坪の広さが適切とされています。間取りは3LDKまたは4LDKがおすすめで、子供が2人いる場合、それぞれに個室を提供することで、プライベートな空間を確保することができます。また、4LDKを選ぶと、親同士もプライベートな空間を持つことができます。または、どちらかを趣味部屋として活用するご家庭も多く見受けられます。

3LDKでも十分広く、十分なスペース活用ができます。

リビング以外の部屋の使い方は、
子供部屋2・夫婦の寝室1、で分けたり、
子供部屋1・夫婦の寝室1・夫の書斎1、
子供部屋1・夫婦の寝室1・収納部屋1など、家庭により異なります。
上記のような部屋分けで問題ないと感じれば3LDKでも十分な広さでしょう。

5人家族は4LDKで!キッチンや脱衣所を広く

【最低居住面積水準】60㎡=約18.1坪 / 55㎡=約16.6坪
【誘導居住面積水準】150㎡=約45.3坪 / 137.5㎡=約41.6坪

間取りとしては、4LDKが基本となります。リビングダイニングキッチン(LDK)に加えて、子供部屋が3部屋と夫婦の寝室が1部屋ある形が一般的です。

5人家族の場合、子供が3人いるため、子供部屋をそれぞれに確保することが理想的です。しかし、子供の年齢や性別によっては、2部屋に分けて共有することもあります。また、子供が成長するにつれてプライバシーが重視されるようになるため、将来的には子供部屋をそれぞれに確保することを考慮すると良いでしょう。

また、リビングは家族が集まる場所であるため、広めに取ることが推奨されます。ダイニングスペースは、家族全員が一緒に食事ができる広さが必要です。キッチンは、料理をする人がストレスなく動ける広さが必要となります。

このように5人家族となると、家族間で共有するスペースを今まで以上に重要視しなければいけません。5人全員が集まる可能性がある場所は、狭くならないような設計することが重要です。

6人家族は5LDK以上でプライベート重視なおうちに

【最低居住面積水準】70㎡=約21.2坪 / 65㎡=約19.7坪
【誘導居住面積水準】175㎡=約53坪 / 162.5㎡=約49.2坪

6人家族で住む場合には、5LDKが選択肢として挙がりやすいでしょう。

4LDKで済む方もいますが、子ども全員に独立した部屋を与えると両親が使える部屋はなくなってしまうため、リビングの一角を区切って使うなどの工夫が求められます。

5LDKであれば、子ども全員に部屋を持たせても、残った一部屋を夫婦で使うことができます。6人家族でそれぞれのプライベートを重視するのであれば、5LDK以上が適した選択肢といえます。

また、6人家族であれば、祖父母も一緒に暮らす2世帯家族というパターンも多く、
この場合は上記以上にプライベートを分けるような空間づくりが必要になってくるかもしれません。

まとめ

今回は各家族の人数ごとに必要な坪数とオススメ間取りを紹介してきました。これは一軒家だけの話ではなく、マンションや集合住宅でも当てはまります。

広すぎるのも家族間の繋がりにかけてしまいますし、かといって狭すぎるのもせっかくの我が家でありながらストレスを感じてしまいます。せっかくなら家族みんなが過ごしやすい家づくりを目指してみてはいかがでしょうか。