熊本モデルハウスで平屋ブーム到来!?平屋の特徴6選
- #家づくりのお役立ち記事
熊本のモデルハウスで平屋の人気が高まっているのを皆さんはご存知ですか?
熊本内では2016年に起きた「熊本地震」以降、耐震性に優れた地震に強い家づくりに
関心が高まっています。
また、熊本は全国的に見ても高齢者や子育て世代が多い地域です。
そのため、上り下りの少ないバリアフリーで、広々とした家が求められています。
これらのニーズをすべて満たすことから、近年の熊本モデルハウスでは、平屋の数が増加傾向にあります。
しかし、平屋には意外と知られていないデメリットもあるので注意が必要です。
今回は、絶賛ブーム到来中の平屋住宅のメリット・デメリットを3つずつ紹介していきます。
- 熊本で家建てようと考えている人
- 平屋のデザインが気になる人
- 小さいお子さんがいる家族や2世帯家族の人
- 平屋の注意点を知りたい人
- まだ間取りを決めていない人
平屋のメリット3選
1.地震に強い
平屋は、1階建てなので、2階建てよりも地震の揺れに強いです。
これは、地震の揺れは上に行くほど大きくなるという性質があるためです。
また、平屋は基礎面積が広いため、地震の揺れを横に分散させることができます。
身近なもので例えると、ジェンガは高く積み上げたほうが倒れやすそうなイメージがすると思います。
さらに、平屋には階段がないので、地震の際に人が転倒する危険性が少ないです。
揺れの激しい大地震のときはどうしても慌ててしまいますよね。熊本地震のような就寝時ならなおさら普段通りの行動はできません。
平屋なら慌てて階段を駆け下りるよりもすぐに外へ避難できるのも長所ですね。
2.バリアフリー構造
バリアフリーとは、高齢者や障害者が、安全で快適に社会生活を送ることができるように、物理的な障壁を取り除くための施策のことです。
構造上階段がないため、足が不自由な方でも比較的移動が楽な間取りが多いのが特徴です。
特におすすめなのが祖父母も一緒に生活する『三世代家族』や小さいお子さんがいる家庭です。
どんなに気をつけていても、階段は怪我につながる危ない場所になります。特に高齢者や乳幼児は命の危険もあります。
将来の自分のため、生まれてくる子供のために平屋を選ばれる方は徐々に増えています。
3.広々とした空間
平屋の構造上「縦に大きく」ではなく「横に広く」なので広々とした空間が特徴的です。
大きめのLDKで家族みんなで食事を楽しんでもよし、子供部屋を複数作って上げるのもよし、空間の使い方は様々です。
また先程のバリアフリーの話でも出てきた、階段がないという点から縦の移動がなくなるので、生活動線がスムーズになります。キッチンの横に洗濯機置場や浴室乾燥機があればほぼ移動無しで家事が完結してしまいます。
このような視点から平屋は「三世代家族」や「お子様連れ」だけでなく、家事で忙しい主婦層からも人気の間取りになってます。
平屋のデメリット3選
今までメリットばかりでしたが、そんなことはなく、もちろんデメリットの面もあります。
1.広い土地が必要
先程のメリットで紹介したときに薄々気づいた方もいると思いますが、広々とした空間を作るためには、もちろん広い土地が必要になります。
なので「平屋を建てよう!」と考えている人はまず
・今考えている土地で平屋のスペースはあるか
・そのスペースで入れたい要素(子ども部屋、書斎)は入るのか。
を考える必要があります。どうしてもわからない、不安な場合は、遠慮せず担当のハウスメーカーの人に相談しておきましょう。
2.坪単価が高い
広い土地が必要ということは、基本的に2階建てより坪単価が高くなります。
そのため、土地代の高い都市部での平屋は珍しく、比較的安い郊外に平屋を建てるケースが多いです。
安く平屋を建ててくれる平屋専門のハウスメーカーなどもありますので、予算を問い合わせしてみるのもいいでしょう。
3.日当たりや風通しが悪くなる
平屋は1階建てなので、2階建てよりも日当たりや風通りが悪くなる場合があります。特に周囲に高い建物や遮蔽物が多い場合は注意が必要です。
しかし家を建てる際に気をつけておけば、「日影規制」と呼ばれる周辺の土地に一定時間かからないように、日照環境を確保するための制限があるため、家を建てた後に他の建物の影になるようなことはないで家を建てる前にしっかり周辺環境を調査しておきましょう。
まとめ
今回は平屋の特徴をメリット・デメリットと合わせて6選紹介しました。
今話題の平屋は、2階建てやマンションより倒壊のリスクが少ないだけでなく、バリアフリーで広々とした構造は、どんな人でも住みやすい構造というメリットがありました。
しかし広々としている分、広大な土地探しから費用面、日当たりや風通しの悪さと言ったデメリットもでてきました。
マイホームは一生物の買い物なので焦って決めずに、自分たちのニーズに合っているのか、家族の意見も取り入れながら納得できるまで相談し合うことが大事です。